夫婦関係

夫婦喧嘩:子供への「面前DV」の影響について

こんにちは!

今日はこんな話題で書いていきます

みなさん、「面前DV」ってご存知でしょうか?

おそらくあんまり日常の中では意識しないし、

もしかしたらご存知じゃない方もいらっしゃるのでは?と思います。

「面前DV」。

ひょっとしたらな、とか大体の予想つくかもしれませんが、

例えば子供の目の前で「夫婦喧嘩」を見せていると

それだけで「面前DV」に該当します。

手が出ていなくても、DVです。

当事者間にとっては単なる「口喧嘩」だったとしても

それを見ている「人々」にとってはそれは立派な「虐待」です。

言葉で殴るとか言いますが、

いわゆる「精神的虐待」ってやつですね。

個人的に「虐待」って言葉を聞くとかなりドキっとします。

もし、今これをお読みいただいているあなたが

子供の目の前ですぐに夫婦喧嘩が始まってしまう」とか

辞めたくても辞めれずどんどん火種が膨らんでいく

みたいなお悩みがあれば、

後半に解決方法も書いてあるのでぜひ読んでいただきたいです。

「面前DV」を俺の経験踏まえてもう少し詳しく説明する

先にも書きましたが、面前DVの詳しい定義を見てみると

子どもが直接怒鳴られたりたたかれたりしていなくても、DV(夫婦間の暴言や暴力 )を見聞きして育つ子どもは脳に大きなダメージを受けてしまいます。さらに、子どもは自分のせいでけんかしているのかと不安になったり、「自分は何もできない」という無力感や罪悪感を抱えたりすることにつながります。場合によっては、ストレスによる体調不良や学力の低下、不登校など、だんだんと良好な人間関係がもてなくなる、社会参加がしにくくなる恐れがあります。また、フラッシュバックに苦しむなどPTSDを発症することがあります。

香芝市ホームページより引用 https://www.city.kashiba.lg.jp/soshiki/20/43888.html

ということだそうです。

当然ながら、良い点が一つもありません。

この目の前の人(ここでは目の前の人を「子供」と定義します)に

面前で喧嘩を見せるとなぜ悪いのか?

上記引用を見ながら端的にまとめると

  • 「自分は何もできない」という無力感・罪悪感につながる
  • このような「ストレス」が一因し、良好な人間関係を持てない

この辺りになるかと思います。

マジで何にも良い点なんてない。

・・・でもやっぱり難しいですね。

「喧嘩をしない」なんて。

目の前で喧嘩しちゃダメだってわかっていても

頭に血が昇っているから止めることができない。

こういう経験って少なからずあるんじゃないでしょうか・・?😭

俺自身もこういう経験かつてはたくさんあって。

特に子供が4歳くらいまでのころから。

上の子が4歳・下の子が2歳。

この頃までは本当に夫婦で喧嘩が絶えなくて

家の中が全然平和じゃなかった。超荒れてました。

そして事が起きた時に初めてこの「面前DV」ってワードを初めて知って、

「やっちゃいけなかったんだ・・・」って

初めて気がついたんですよね。

うちも結構激しい方だったんじゃないかな。

お互いに叫ぶ・大声をあげて怒鳴るなど。

冷静になって今思い返すとなぜあんなことをしたんだろう・・

だけど、当時はやっぱり

自分を守りたかったから、そして認めて欲しかったから

こういう気持ちがお互いに働いていたんだろうな、とそう思います。

だから「我慢」ではなく「傾聴」を心がける

ただし、お互いを「煽らない」ために言いたいことを

「我慢する」っていうのもめっちゃ難しい(というかできない)

「言っちゃダメだ」「怒鳴らないようにしよう」とか思ってても

制御できないのが人間です。

俺も散々それを考えたけど、

やっぱり無理でした。できなかった。

ここからはそれを解決できた方法。

パッと変わったわけではないのですが、

俺の家庭では徐々にそれが変わっていきました。

今では昔が嘘のように平和です・・✨

俺の解決方法。それは、

「徹底して聞き役に回る」

ということ。

こちらの意見はとりあえず我慢して、言い合いになりそうだったら

とにかく「聞き役」に回る、徹底的に。どんどん吐き出させること。

そうすると良い話し合いの「流れ」のようなものが見えてきます。

傾聴すると、こちらの話も聞いてもらえやすい

具体的にいうと(これって俺がコンサル生に教える時もそうなんだけど)

ーーーーーーーーーーーーーーー

  1. 傾聴の徹底(とにかく全部言いたいことを言わせる)

    ちゃんと言い返さず聞くのが一番大変かも・・
  2. 傾聴に対して共感する・示す
    (ここは見せかけじゃなくて、本気でそうしてね。)
    「それは辛かったね」とかそういう感じ
  3. その後に「じゃあ俺の意見を言ってもいい?」ということで
    自分自身の意見を伝える

    この時点で相手が「聞く・受け入れる」姿勢を作れている。
    そもそもこうしないと話聞かない。

ーーーーーーーーーーーーーーー

大体流れのパターンとしてはこんな感じ。

つまり、相手は話を聞いてもらいたい。

だから最初にこちらがその話を聞いてあげる。

この流れを掴む事ができれば、

ちゃんとした話し合いになりやすいです。

それでもダメなら・・

まあでもやっぱりそれだけでは

解決できないことももちろんあると思う。

どうしても相手の性格にも、状況にもよる。

だから、相談できる場所は持っておいた方が良い。

俺は別居中、実は色々連絡とってました。

  • 児童相談所
  • 地域の児童相談コーナー
  • 警察
  • 大家さん

この辺りと定期的に連絡やり取りをして

時には地域の児童相談の人にひっそりと

見に行ってもらったりしてた。

そういう感じで、解決しないなら

ちゃっちゃと相談しちゃう方が良いかも。

全然相談自体はダメってことはないし、

話を聞いてもらえるだけでもだいぶ肩の荷が降りるというか、

相談できてよかったな、って感じになる。

悩んでるの、俺だけじゃなかったんだーみたいな。

口喧嘩だけじゃなくて、モラハラもそう。

もし喧嘩だったりパートナーからのモラハラ

(これは男女限らずマジで問題)が収まらなかったら

相談できる窓口に駆け込むのは大いにあり。

まとめると・・

口喧嘩はマジで子供の前ではやっちゃいかん。

それだけで面前DVだ。

でも、「またやってしまった・・・」と思う前に

解決策はあると思ってる。起きてしまったことはしょうがないから。

あなたもわかってると思う。それでもやってしまうんだよね。。

うちも今でも全くないわけではない。

それでも今では、かなり頻度が減って心に平和が訪れたし

子供らも安心していることと思う。

今思うんだけど、こういうのって

どちらに転ぶにしても自分自身を成長させるチャンスなのかもしれない。

渦中にいる方はとても気苦労が絶えないと思うけど、

この記事が解決の一助だったり、

勇気を持って踏み出すための参考になれば嬉しいです。

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